2022年 大学合格体験記⑤

代表日記

2022年 大学入試の合格体験記⑤

徳島市立高校の上地陸斗君は高校3年間通塾。
強豪サッカー部に所属し、厳しい練習に明け暮れる日々。1、2年の間はどうなることかと思っていましたが、3年に進級する時期に私立大学の薬学部に狙いを定めてからは、化学、英語に的を絞って集中学習。学習計画で決めた参考書、問題集を次々と征服、飛躍的に学力を伸ばしてきました。
11月からの公募推薦入試でも化学で高得点を獲得!
見事、合格を勝ち取ってくれました。
まさに、「一点突破、全面展開」という受験戦略、戦術の成功でした。
偉いのは、12月に合格後も物理、化学を中心に勉強を続けていること。
薬学部は6年間の勉強、国家試験とハードな日々が待っています。でも君ならイタズラっぽい笑みを浮かべながら⁈ 飄々と乗り越えていってくれると信じています。

摂南大学 薬学部 神戸学院大学 薬学部 合格❗️

徳島市立高校 上地陸斗

「解放」

〜これは、孤独で、小さな、一人の夢(受験)物語である。〜
(原文ママ)

この日記に、吾の3年に渡る獄中生活の全貌を書き留めたいと思う。
なぜ吾がこのCAIスクールに通うことになったかと申すと、同じ中学校出身者や高校の友達がいるからだ、という偽善者ぶった思考ではなく、単に両親に強制送致されたからだ。
すなわち、ここは塾という仮面を被った「強制収容所」だ。そしてこの収容所では世間一般でいう勉学、つまり「労働」を松前看守、阿部看守に与えられた。
収監され2年の年月が経った。
囚人達は出所するために、それぞれの志望校を見つけ、日々労働を重ねる死に物狂いの生活を送った。
吾は本命には受からなかったが、摂南大学薬学部に合格することができた。

そして、ついにシャバに出る時がきた。
ふとあの生活を思い出すと、毎日切磋琢磨し、仲間達と競い合い、時には励まし合った日々。

今思うと、吾が収容所だと思い込んでいた場所は、塾という名の「楽園」だったのかもしれない。