「辛い」という字がある。もう少しで、「幸せ」になれそうな字である。

2010年も残りあと僅か。子供たちはこの1年間の成長は目を見張るばかりですね!

今月はある方から「いのちの根」というお話を聞いたのでお伝えします。

                                                            

以前、家庭菜園に凝っていた時期がありました(^_^)
その当時、“トマトやキュウリを丈夫に育てる秘訣”を知りました。

その秘訣とは、・・・

苗を植えた直後に水をやったら、その後は数日間、水をやらないのです。

水をやらないので、当然しおれてきます。
ピンチの状態ですね。

そして、「これ以上水をやらなかったらマズそう」というギリギリの状態になったら水をやるのです。
(その後は、普通に水をやって育てます)

このようにして、植え付けた後にしばらく水をやらなかったトマトやキュウリは、

背も高く、茎も太くたくましくなります。

植え付け後に毎日水をやったものと比べると、明らかに違うほど、たくましくなります。

つまり、「水がない」というピンチの状態を経験したトマトやキュウリは、

水を求めて根を深いところまで張りめぐらすのです。

土に深く根付くので、水分や栄養分を吸収する力が強くなり、背の高い茎の太いものになるわけです。

私たち人間もいっしょですね。

私たちは、ピンチや逆境や悩みを経験するからこそ、

根を深く張って強く大きくなれるのです。

、カボチャをたくさん収穫する方法というのを、最近、本で読んで知りました。

農業研究家の赤木幸一さんが発見された方法です。

ふつうカボチャは 放っておくと、1本のつるに3~4つの実がなるそうです。

ところが、赤木さんの方法ですと、なんと10個以上の実がなるのです。

その方法とは、・・・

そろそろ花を咲かせるころになったら、いきなり根元を引き抜きます。
全部抜ききってしまうのではなく、プツプツと根が切れる程度にまで引っ張り、

根が切れたら、上から土をかぶせるのです。

カボチャは、究極の逆境を経験することで、10個以上の身をならせるほどに成長するんですね。

今、大きな問題や悩みを抱えている人は、次のように考えてみてください。

「今、私は(子供は)、目に見えないところで、根を深く張りつつあるんだ!」

良いお年をお迎え下さい!

学研CAIスクール徳島本部校

代表 松前義明